出会い系に登録しようと思った理由
正直に言うと、私は長い間「出会い系」という言葉を避けてきました。
どこか胡散臭く、若い人が軽い気持ちで遊ぶ世界――そんな先入観があったからです。
私は60代、バツイチ。
仕事は現役時代ほど忙しくなくなり、定時で帰る日が増えました。
若い頃は「家に帰れば誰かがいる」のが当たり前でしたが、
今は玄関を開けても、返ってくるのは自分の足音だけです。
ある平日の夜、テレビをつけても内容が頭に入らず、スマホを眺めながら、ふと思いました。
「今日一日、誰ともまともに話していないな」
それは強烈な孤独というより、じわじわと胸に広がる空白のような感覚でした。
この感覚が、「もう一度、誰かと向き合う時間がほしい」
そう思わせたのです。
シニアの私が感じていた孤独と不安
60代になると、孤独の形が変わります。
若い頃のような寂しさではありません。
- 相談相手がいない
- 体調の変化を共有できない
- 未来の話をする相手がいない
こうした“小さな不安”が積み重なっていきます。

一方で、
「今さら恋愛していいのか?」
「周りにどう思われるだろう?」
そんな気持ちも強くありました。
特に出会い系に対しては、
- 危険な目に遭うのでは
- 騙されるのでは
- 年齢的に相手にされないのでは
という不安が頭から離れませんでした。
「出会い系 体験談 シニア」と検索しても、若い人向けの記事ばかりで、自分の立場に近い声が見つからなかったのも正直なところです。
「今さら…」と思いながらも一歩踏み出した日
それでも、「何もしなければ、今と同じ毎日が続くだけだ」
そう思った瞬間がありました。
登録ボタンを押す前、スマホを握ったまま5分ほど固まっていたと思います。
- 本当に大丈夫か
- 変に期待して傷つかないか
- 笑われないか
そんな考えが頭をぐるぐる回りました。
それでも最終的に背中を押したのは、
「登録するだけなら失うものはない」
というシンプルな考えでした。
この小さな一歩が、後に想像以上の気づきを与えてくれることになります。
■登録〜利用開始
シニアでも簡単だった出会い系の登録方法
理由は単純です。
- 運営歴が長い
- 名前を聞いたことがある
- 同世代の利用者が多いと感じた
登録手順は拍子抜けするほど簡単でした。
- メールアドレスまたは電話番号登録
- 年齢確認
- ニックネーム・地域入力
特別な知識は一切不要で、
「これならシニアでも迷わない」と感じました。
操作に不慣れな私でも、
10分もかからず利用を始められたのは正直驚きでした。
実際に使って分かった年齢層と雰囲気
使い始めてすぐ気づいたのは、思った以上にシニア世代が多いということです。
- 50代後半
- 60代
- バツイチ・死別
プロフィールを読んでいると、自分と似た境遇の女性が少なくありませんでした。
若者向けの軽いノリというより、落ち着いた雰囲気で、「生活を大切にしている人」が多い印象です。
正直、
「年齢で相手にされないのでは」という不安は、
この時点でかなり薄れました。
プロフィール作成で意識したポイント
プロフィールは、
盛らないことを一番意識しました。
- 年齢を正直に書く
- 離婚歴も隠さない
- 趣味や日常を具体的に書く
- 仕事や生活リズムを明確にする
若く見せようとは一切思いませんでした。
写真については大きな悩みでした。
自撮りを何枚か試しましたが、どうしても不自然になってしまいます。
そこで利用したのが Photojoy です。
プロに撮ってもらった写真は、「若作り」ではなく「自然体」。
結果として、メッセージの反応率が明らかに上がりました。
■体験談の核心
初めてメッセージが届いたときの正直な気持ち
登録して数日後、スマホに通知が表示されました。
「メッセージが届いています」
一瞬、心臓がドキッとしました。
半信半疑で開くと、50代後半の女性からの丁寧な文章。
プロフィールをきちんと読んだうえで、私の趣味に触れてくれていました。
その瞬間、「まだ自分にも可能性があるのかもしれない」
そう感じたのを覚えています。
良かった出会い、残念だった出会い
良い出会いでは、やり取りが自然でした。
- 返信を急かさない
- 無理に踏み込まない
- 相手の生活を尊重する
一方、残念だった出会いもあります。
- すぐに外部連絡先を求められる
- 話が噛み合わない
- 金銭の話題が出る
こうしたときは、「縁がなかった」と割り切るようにしました。
シニアならではのやり取りの特徴
シニア世代のやり取りは、速さより安心感が重視されます。
- 即レスを求めない
- 文章が丁寧
- 生活背景を大切にする
若い頃の恋愛とはまったく違う感覚ですが、この距離感が心地よく感じられました。
使って分かった出会い系のメリットとデメリット
実際に出会い系を使ってみて、「これは確かに便利だ」と感じた点と、「ここは注意が必要だ」と思った点の両方が見えてきました。
まずメリットから正直に書きます。
- 出会いの選択肢が一気に広がる
日常生活では、60代になると新しい出会いは極端に減ります。
出会い系は、その壁を一気に越えてくれました。 - 自分のペースで関われる
毎日ログインしなくてもいい。
返信が遅れても責められない。
この「余白」は、シニア世代には非常にありがたいものでした。 - 気持ちが前向きになる
誰かとやり取りしているだけで、
朝起きたときの気分が少し違う。
これは想像以上の効果でした。
一方、デメリットも確実に存在します。
- 怪しい相手がゼロではない
- 期待しすぎると疲れる
- メッセージのやり取りが負担になることもある
特にシニア世代は、「せっかく登録したのだから成果を出さなければ」
と無意識に自分を追い込んでしまいがちです。
ですが、出会い系は頑張る場所ではなく、生活の延長線
そう考えた方が、精神的にも楽でした。
シニアが特に気をつけたいポイント
若い世代以上に、シニア世代は「守るべきもの」が多いと感じます。
私が特に意識したポイントは次の通りです。
- すぐに個人情報を出さない
- 金銭の話が出たら即距離を取る
- 会う前にメッセージで十分やり取りする
- 不安を感じたら無理をしない
「慎重すぎるかな?」と思うくらいで、
ちょうど良いと感じました。
出会い系は危険だと言われますが、危険を避ける行動を取れるかどうかがすべてだと思います。
「これは怪しい」と感じた瞬間
実際に使っていて、「あ、これは違うな」と感じた瞬間はいくつもありました。
- 写真が芸能人レベルに整いすぎている
- 会話が成立していないのに距離が近い
- すぐに別の連絡手段へ誘導される
- お金や投資、ビジネスの話題が出る
こうしたときは、理由を考える前に距離を取る
それで十分です。
「失礼かな?」と気にする必要はありません。
自分の安心が最優先です。
■まとめ・読者へのメッセージ
出会い系はシニアにとってアリかナシか
ここまで書いてきた体験を踏まえたうえで、私の結論はとてもシンプルです。
出会い系は、シニアにとって“使い方次第でアリ”。
万能ではありません。
魔法のようにすぐ恋人ができる場所でもありません。
ですが、何もしなければ変わらなかった日常に、確実に「変化のきっかけ」をくれました。
同世代の方へ伝えたいこと
60代になると、「もう恋愛の年齢じゃない」
そんな言葉を自分に向けてしまいがちです。
でも、実際に使ってみて感じたのは、
同じように迷い、悩み、でも一歩踏み出した人がたくさんいる
という事実でした。
誰もが、
- 誰かと話したい
- 誰かに必要とされたい
- 一人ではないと感じたい
そんな気持ちを抱えています。
迷っているシニアの方への一言
もし今、「出会い系は危険なのでは?」
「恥ずかしいのでは?」
と迷っているなら、こう伝えたいです。
登録するだけで、人生が変わるわけではありません。
でも、
登録しなければ、何も始まりません。
私の場合、
ハッピーメールやイククルのように
運営歴が長く、シニアでも使いやすいサービスから始めたことで、不安はかなり和らぎました。
また、
清潔感のある服装や身だしなみを意識するようになり、楽天でシニア向けのシャツや香水を選ぶ時間も、不思議と楽しくなりました。
「誰かに見られるかもしれない」
その意識が、自分自身を大切にするきっかけにもなったのです。
最後に
恋愛は若者だけのものではありません。
60代の恋愛には、若い頃にはなかった 落ち着き・思いやり・深さ があります。
出会い系は危険か。
そう問われれば、何も考えずに使えば危険です。
でも、
知ったうえで、慎重に、自分のペースで使えば、60代にとっても「人生を少し温かくする場所」になり得ます。
この記事が、あなたがほんの一歩踏み出すきっかけになれば、これ以上うれしいことはありません。