バツイチで迎えた60代。恋愛への不安と期待
離婚経験がもたらす心の変化
離婚から十数年。
仕事に没頭し、時間に追われるように過ごしてきた日々も、いつの間にか落ち着いた。
60代を迎えたいま、ようやく自分の時間を持てるようになったが、ふとした夜に感じる「静けさ」が、どこか物足りなく思えることがある。
「また、誰かと一緒に笑いたいな」
そんな気持ちが胸の奥で小さく芽生えたのは、数年前のことだった。
離婚の経験は、人を慎重にさせる。
あのときのすれ違いや、言葉にできなかった思い出がよぎるたび、「もう恋は面倒だ」「今さら誰かと向き合うなんて」と、心にブレーキをかけてしまう。
だが一方で、「あの頃とは違う自分だからこそ、もっと穏やかに人と向き合えるのではないか」と感じる瞬間もある。
離婚は“失敗”ではなく、“経験”だ。
そう考えられるようになって初めて、次の一歩が見えてくる。
恋愛に臆病になった自分との向き合い方
60代の恋愛において一番の壁は、「臆病さ」かもしれない。
若い頃のように勢いで踏み出せるわけではないし、相手にどう思われるかを考えすぎてしまう。
けれど、恋は誰かに好かれることよりも、「誰かを大切に思う気持ち」を取り戻すことから始まる。
自分が誰かに優しくできる、その感覚を思い出すだけでも、
心の表情が変わっていく。
もう一度恋をしてみたいと思ったきっかけ
ある日、昔の友人と久しぶりに飲んだとき、
「俺、最近マッチングアプリで知り合った人と週末に散歩してるんだ」と言われた。
最初は半信半疑だった。だが、彼の表情はまるで若返ったように明るかった。
「スマホがあれば、出会いなんていくらでもあるぞ」と笑うその姿に、
自分も少しだけ羨ましさを覚えた。
「自分も、もう一度誰かと向き合ってみようか」
そう思った夜、胸の奥が少しだけ熱くなった。

出会いのきっかけと最初のステップ
趣味・コミュニティ・イベントでの自然な出会い
最初は、地域のウォーキングサークルや読書会など、“恋愛目的ではない場”に顔を出してみた。
共通の趣味がある人とは自然に会話が生まれ、「気が合う」という感覚が芽生えやすい。
出会いの形は恋愛に限らず、まず“人との関わり”を増やすこと。
それが結果的に、恋への一歩になる。
オンライン・マッチングサービスの活用体験
とはいえ、現実の出会いだけでは限界がある。
そこで挑戦したのが、ハッピーメールだ。
スマホ操作が苦手な自分でも使いやすく、登録からメッセージまでが驚くほどシンプル。
プロフィールを丁寧に書くだけで、同世代の女性から
「お話ししませんか?」と声がかかることもあった。
もう一つ利用したのが、マリッシュ(marrish)。
ここは再婚やパートナー探しを前向きに考える人が多く、「同じ経験をしてきた人」と自然に打ち解けられる。
最初のメッセージでは、無理に会話を盛り上げようとせず、「あなたもバツイチなんですね。お互い、似たような経験ですね」と、共感を伝えるだけで距離が近づく。
友人・知人の紹介から始まった恋の話
そしてもう一つの出会いは、友人の紹介だった。
「昔の同僚が一人でね、気の合いそうな人がいるんだ」と言われ、半信半疑で会ってみた。
気取らず、背伸びせず、ただコーヒーを飲みながら話した1時間。
それだけで、久しぶりに「また会いたい」と思えた。
60代だからこそ大切にしたい恋愛のポイント
自分を大切にするための境界線の引き方
若い頃は、相手に合わせることが「優しさ」だと思っていた。
だが、60代になってから気づいたのは、“自分を大切にすること”が、結果的に相手への思いやりにつながるということ。
相手に無理に合わせる必要はない。
お互いのペースを尊重し合うことこそ、大人の恋の基本だ。
価値観・人生観を共有できる相手を見極める
この年齢になると、相手の外見よりも
「人生観」「人としてのリズム」が合うかどうかが大切になる。
会話のテンポ、物事への考え方、日々の過ごし方。
その小さな部分に“居心地の良さ”を感じられる人と出会えたら、それはきっと長続きする関係になる。
ここで役立ったのが、プロフィール写真の見直しだった。
Photojoyでプロに撮影してもらった写真は、清潔感がありながらも自然体の自分を引き出してくれた。
「やっぱり、印象って大事だな」と感じた瞬間だった。
焦らず、自然体で関係を築くコツ
60代の恋愛に必要なのは「急がない心」。
恋を進めようと焦るより、「一緒にいて心地いい」と思える時間を大切にすることが、結果的に信頼関係を深める。
恋愛中に感じた不安・葛藤とその乗り越え方
過去の失敗や離婚歴に向き合う瞬間
恋が進むと、どうしても過去の話が出てくる。
「前の結婚では、こういうことがあって……」
そのとき、隠さずに話すことが大切だと気づいた。
同じように離婚を経験した相手なら、「私も同じでした」と静かにうなずいてくれる。
過去を恥じる必要はない。
むしろ、それを共有できることが“信頼”になる。
家族や友人への相談・サポートの活用
恋愛の悩みは、意外と人に話しづらいもの。
しかし、友人に話してみると、「いいじゃないか、楽しめよ」と背中を押された。
年齢を重ねると、応援してくれる人も増える。
孤独ではないことに気づけた瞬間、心が軽くなった。
自分の心を整える習慣・マインドケア
恋を楽しむためには、心の余裕が欠かせない。
朝のウォーキング、好きな音楽、丁寧な食事。
そうした日々の積み重ねが、気持ちを穏やかに保つ。
楽天で見つけたお気に入りのアロマディフューザーが、毎晩のリラックスタイムに欠かせなくなった。
恋愛がもたらす変化と学び
生活・気持ち・考え方の変化
誰かとメッセージをやり取りするようになってから、毎日が少しだけ華やいだ。
外出時には服装にも気を配り、「今日はどんな話をしようか」と考える時間が増えた。
恋は生活のリズムを整えてくれる。
再び恋をすることで得られる自信と喜び
60代になっても、心がときめく瞬間はある。
それは若さではなく、“生きる力”に近いものだ。
恋は、自分の中のエネルギーをもう一度呼び覚ます。
誰かと向き合うことで、自分自身とも向き合える。
新しい関係を楽しむための工夫
相手と過ごす時間を“完璧”にしようとせず、「一緒にいられるだけでいい」と思える気持ちを大切に。
その余裕こそが、成熟した恋の魅力だ。
まとめ|バツイチ60代からの恋愛を楽しむために:
年齢・過去に関係なく恋は始められる
恋に“遅すぎる”はない。
むしろ、人生経験を積んだ今だからこそ、
相手を思いやれる恋ができる。
60代は、人生の“第二章”が始まるタイミングだ。
小さな勇気と行動が、新しい幸せに繋がる
スマホを手に取り、ハッピーメールやマリッシュを開いてみる。
プロフィール写真を整え、気になる相手に「こんにちは」と送ってみる。
その小さな行動が、未来を変えるかもしれない。
恋は、過去を消すものではない。
過去を受け入れた上で、新しい自分を見つけるきっかけになる。
60代からの恋は、静かで、深く、そして美しい。
💬 松田さんのひとこと
「若いころの恋は情熱だったけれど、今の恋は“安心”だ。
一緒に笑える人がいる、それだけで人生が豊かになる。」